なんでも世の中は読書週間なんだそうで。
で、dankogaiが、こんなことを言ってるんですが。
404 Blog not Found まずお前が読め、お前が!
こういうのも何だけど、人々の読解力は上がってると弾言できるよ。未だかつて、これほどの文字に囲まれて生きていたことってないもの。どうでもいいメッセージを捨てて、自分に必要なメッセージを拾うという点にかけては、本しかなかった頃の人と比べて、今の人の方が格段にあるはず。
dankogaiが言っても、全然説得力ないんですが。
まあ、それはともかく。
正直、活字だけの本を楽しめるのは、中学生以上でも遅くないと思う。私はませガキだったのでそれより早かったけど。それ以前に「本を読んで楽しめる」っていうのなら、まず嘘つきと思っていい。大人の機嫌を取るための。
ナニ言ってんだ! ふざけんな!
そんなわけないだろーが。
小学校の図書室にある本が、全部大人の機嫌を取るためのものだっていうのかよ。
この発言は到底許しがたいぞ。
私の子ども時代を全否定するようなもんだからな。
というわけで、今回は私が子どものころに読んだ本を紹介。
何の役に立つのか分からないけど、まあ、何かの参考になれば。
小学校に入る前に読んだ絵本の類は省略。
よく憶えてないし、ほかの人とあまり違いがないと思うので。
ただ、一冊だけよく憶えている絵本がある。
『きょうはとくべつ』 っていうタイトルで、これが何で印象に残っているかというと、暗号が出てきたから。
後ろから読むだけの単純なものだったんだけど、自分で気がついたのでうれしかったのだ。
これは、小学校に入る前か、入ってすぐくらいかな。
小学校に入ってから読んだ本で一番古いのは・・・小学館の図鑑かな。
宇宙の巻だけだったけど、これは気に入っていた。
自分の意志で選んだのかどうかは憶えてないけど。
このころから理系志向があったわけ。
それから、よく読んだのは、定番だけど学研の学習まんがのひみつシリーズ。
最初に読んだのは、『できる・できないのひみつ』。
友達が持ってたのを読んで、気に入ったから自分も親に買ってもらった。
何度も読んだから内容もハッキリ憶えてるな。
ビルをどんどん高くしていくと、エレーベータのための面積が増えてしまうとか、台風をなくしてしまうと大気の循環が狂って台風よりももっとひどい災害が起こるかもしれない、とか。
それから、地球の裏側まで穴を開けてものを落とすと、空気がなければ裏側までの間を往復し続けるけど、実際は地球の中心に空気が集まって圧力で金属のように硬くなるからダメだ、とか。
後ろのほうは偉人伝になっていて、リリエンタールとかモンゴルフィエ兄弟とかが取り上げられてた。
これが小学一年か二年のとき。
このシリーズは十数冊持ってたはず。
やっぱり内山安二がマンガを描いてるヤツがよかったな。
『コロ助の科学質問箱』とか。
内山安二じゃないけど、『忍術・手品のひみつ』も好きだった。
やっぱり、科学ものが好きだったんで、『お金と切手のひみつ』が出たあたりで「何かこれまでと違う!」という気がして冷めてしまった。
普通のマンガで初めて買ったのが「ドラえもん」の6巻と10巻。
これも小学2年くらいじゃなかったかな。
本屋で親に買ってもらったところまで記憶にある。
なんでいきなり6巻を買ったかというと、巻末にドラえもんの色んな道具の説明があって、それが目当てだったのだ。
小学3,4年で読んだヤツで憶えてるのが、本屋をやっている親戚が送ってきてくれた子供向けの文学全集の何冊か。
ネットで調べてみたら、「小学館国際版少年少女世界文学」というシリーズだった。
『ゆうかんな船長』というのが印象に残ってたんだけど、今日調べて、作者がキップリングだということを知った。
他に印象に残ってるのは、やっぱりスティーヴンソンの『宝島』だな。
『アンクル・トムの小屋』もあったけど、読んで楽しいものじゃなかった。
小学4年あたりから、ミステリ(という言葉は当時は使わなかったな、「推理小説」だ)を学校の図書室から借りて読むようになる。
もちろん、あかね書房のシリーズですよ。
「活字だけの本」は、このあたりから。
あかね書房/少年少女世界推理文学全集 全20巻
01 『モルグ街の怪事件』 エドガー・アラン・ポオ
02 『シャーロック・ホームズの冒険』 コナン・ドイル
03 『赤い家の秘密/黄色いへやのなぞ』 A・A・ミルン/ガストン・ルルー
04 『アルセーヌ・ルパンの冒険』 モーリス・ルブラン
05 『ふしぎな足音』 G・K・チェスタートン
06 『魔女のかくれ家/二つの腕輪』 ジョン・ディクスン・カー
07 『ABC怪事件/恐怖の旅客機』 アガサ・クリスティー
08 『エジプト十字架の秘密/十四のピストルのなぞ』 エラリイ・クイーン
09 『恐怖の黒いカーテン/アリスが消えた』 ウイリアム・アイリッシュ
10 『スパイの秘密/学園の名探偵』 W・サマセット・モーム/ジェームズ・ヒルトン
11 『のろわれた沼の秘密』 フィリス・A・ホイットニー
12 『マギル卿さいごの旅/チェーンの秘密』 F・W・クロフツ
13 『エジプト王ののろい/スコッチ・テリアのなぞ』 S・S・ヴァン・ダイン
14 『あかつきの怪人/暗黒街捜査官』 レスリー・チャータリス/レイモンド・チャンドラー
15 『X線カメラのなぞ/マルタの鷹』 E・S・ガードナー/ダシール・ハメット
16 『非常階段/シンデレラとギャング』 コーネル・ウールリッチ
17 『名探偵シャーロック・ホームズ』 コナン・ドイル
18 『ジキル博士とハイド氏/自殺クラブ』 ロバート・ルイス・スティーヴンスン
19 『人工頭脳の怪/ノバ爆発の恐怖』 カート・シオドマク/ロバート・A・ハインライン
20 『暗黒星雲/生きている首』 アイザック・アシモフ/他/アレクサンドル・ベリャーエフ
このシリーズは半分以上は読んでるな。
ハードボイルドものは、「これは自分の求めてるものと違う」という気がして手を出さなかった。
あかね書房には別のシリーズもありまして。
あかね書房/推理・探偵傑作シリーズ 全25巻
01 『ホームズの名推理』 コナン・ドイル
02 『ABC怪事件』 アガサ・クリスティー
03 『恐怖の黒いカーテン』 ウィリアム・アイリッシュ
04 『モルグ街の怪事件』 エドガー・アラン・ポオ
05 『ホームズの冒険』 コナン・ドイル
06 『魔女のかくれ家』 ジョン・ディクスン・カー
07 『エジプト十字架の秘密』 エラリイ・クイーン
08 『マルタの鷹』 ダシール・ハメット
09 『ジキル博士とハイド氏』 ロバート・ルイス・スティーヴンスン
10 『奇岩城』 モーリス・ルブラン
11 『ホームズと四つの怪事件』 コナン・ドイル
12 『見えない殺人犯』 ウイリアム・アイリッシュ
13 『怪盗紳士ルパン』 モーリス・ルブラン
14 『ドラゴンプールの怪事件』 S・S・ヴァン・ダイン
15 『黄色い部屋の秘密』 ガストン・ルルー
16 『ビクトリア号怪事件』 ジョン・ディクスン・カー
17 『怪紳士暗黒街を行く』 レスリー・チャータリス
18 『決闘! ルパン対ホームズ』 モーリス・ルブラン
19 『ゆうれい殺人事件』 クレイトン・ロースン
20 『どろぼう天国』 G・K・チェスタートン
21 『なぞの038事件』 エラリイ・クイーン
22 『ホームズと三つのなぞ』 コナン・ドイル
23 『冒険家クラブ』 アガサ・クリスティー
24 『らせん階段のなぞ』 メアリイ・ロバーツ・ラインハート
25 『あかつきの追跡』 ウイリアム・アイリッシュ
このシリーズ、最初に数ページ、マンガで内容紹介がしてあったんですよね。
こっちは2,3冊除いて全部読んでると思う。
最初に読んだのは、ヴァン・ダインの『ドラゴンプールの怪事件』(ドラゴン殺人事件)で、たぶん小学4年のとき。
印象に残ってるのは、アイリッシュの『あかつきの追跡』(暁の死線)。
SFのシリーズもあったんだけど。
あかね書房/少年少女世界SF文学全集 全20巻
01 『鋼鉄都市』 アイザック・アシモフ
02 『生きていた火星人』 ロバート・シルヴァーバーグ
03 『恐竜世界の探検』 コナン・ドイル
04 『タイムマシン28000年』 レイ・カミングス
05 『惑星からきた少年』 パトリシア・ライトソン
06 『四次元世界の秘密』 A L・P・デービス
07 『地底世界ペルシダー』エドガー・ライス・バロウズ
08 『両棲人間』 アレクサンドル・ベリャーエフ
09 『不死販売株式会社』 ロバート・シェクリイ
10 『宇宙船ドクター』 ハリー・ハリスン
11 『惑星ハンター』 アーサー・K・バーンズ
12 『海底の地震都市』 フレデリック・ポール & ジャック・ウイリアムスン
13 『ロボット・スパイ戦争』 カルル・ブルックナー
14 『海底二万リーグ』 ジュール・ヴェルヌ
15 『月世界の核爆発』 パトリック・ムーア
16 『宇宙戦争』 H・G・ウェルズ
17 『さまよう都市宇宙船』 ロバート・A・ハインライン
18 『宇宙怪人ザロ博士の秘密』 エドモンド・ハミルトン
19 『怪奇植物トリフィドの侵略』 ジョン・ウインダム
20 『銀河系防衛軍』 エドワード・E・スミス
こっちは、あまり読んでないなあ。
読んだのを憶えてるのは『鋼鉄都市』『不死販売株式会社』『海底二万リーグ』くらい。
他にも1,2冊読んだような気がする。
SFだと、岩崎書店のシリーズもあった。
岩崎書店/エスエフ少年文庫
01 『第四惑星の反乱』 ロバート・シルヴァーバーグ
02 『太陽系の侵入者』 ポール・フレンチ
03 『わすれられた惑星』 マレイ・ラインスター
04 『宇宙人アダム・トロイ』 Adam Troy M・パチェット
05 『うしなわれた世界』 コナン・ドイル
06 『まぼろしのペンフレンド』 眉村卓
07 『アーサー王とあった男』 マーク・トウェイン
08 『迷宮世界』 福島正実
09 『生きている首』 アレクサンドル・ベリャーエフ
10 『作戦NACL』 光瀬龍
11 『宇宙怪獣ラモックス』 ロバート・A・ハインライン
12 『大氷河の生存者』ロバート・シルヴァーバーグ
13 『宇宙の勝利者』ゴードン・R・ディクスン
14 『時間と空間の冒険 世界のSF短編集』 Ed:福島正実
15 『宇宙紀元ゼロ年』 ビタリ・メレンチェフ
16 『タイム・カプセルの秘密』ポール・アンダースン
17 『超世界への旅 日本のSF短編集』 Ed:福島正実
18 『なぞの第九惑星』 ドナルド・ウォルハイム
19 『宇宙大オリンピック』ミルトン・レッサー
20 『フェニックス作戦発令』 福島正実
21 『タイムマシン』H・G・ウェルズ
22 『宇宙人ビッグスの冒険』 ネルソン・ボンド
23 『宇宙の漂流者』 トム・ゴドウィン
24 『消えた土星探検隊』 フィリップ・レーサム
25 『百万の太陽』 福島正実
26 『宇宙の密航少年』 R・M・イーラム
27 『凍った宇宙』パトリック・ムーア
28 『木星のラッキー・スター』 ポール・フレンチ
29 『まぼろしの支配者』 草川隆
30 『夢みる宇宙人』 ジョン・D・マクドナルド
初めて読んだSF小説は『うしなわれた世界』か『生きている首』か、どっちかだったと思う。
この中では、『超世界への旅 日本のSF短編集』も読んだのを憶えている。
他にも2,3冊読んだような気がするけど、憶えてない。
ポプラ社のホームズものは、当然全部読んでます。
ルパンものは、あまり読んでないなあ。
『813』と『奇岩城』と、あと1,2冊だけ。
ポプラ社といえば、忘れちゃいけない、江戸川乱歩。
1 怪人二十面相
2 妖怪博士
3 少年探偵団
4 青銅の魔人
5 大金塊
6 透明怪人
7 怪奇四十面相
8 地底の魔術王
9 電人M
10 宇宙怪人
11 奇面城の秘密
12 黄金豹
13 サーカスの怪人
14 夜光人間
15 塔上の奇術師
16 仮面の恐怖王
17 鉄人Q
18 魔法博士
19 灰色の巨人
20 魔人ゴング
21 海底の魔術師
22 空飛ぶ二十面相
23 悪魔人形
24 鉄塔王国の恐怖
25 黄金の怪獣
26 二十面相の呪い
27 黄金仮面
28 呪いの指紋
29 魔術師
30 大暗室
31 赤い妖虫
32 地獄の仮面
33 黒い魔女
34 緑衣の鬼
35 地獄の道化師
36 影男
37 暗黒星
38 白い羽根の謎
39 死の十字路
40 恐怖の魔人王
41 一寸法師
42 蜘蛛男
43 幽鬼の塔
44 人間豹
45 時計塔の秘密
45 三角館の恐怖
読んでないのも何冊かあるけど。
最初に読んだのが、『三角館の恐怖』で、次が『時計塔の秘密』。
これも、たぶん小学4年のとき。
少年探偵団ものとか最初から子供向けに書かれたものはあまり好きじゃなくて、大人向けの作品をリライトしたものの方が好きだった。
『死の十字路』とか。
少年探偵団ものは、子供心にもガキっぽい気がしたのだ。
それから、「少年探偵ブラウン」っていうシリーズもあったなあ。
問題編と解決編が分かれてるやつ。
調べてみたら、今でも売ってる!
少年探偵ブラウン (1)
「マガーク探偵団」っていうのもあった。
こっちも、今でも売ってる!
マガーク少年探偵団!(1)こちらマガーク探偵団
小説以外も読んでましたよ。
「エネルギーとは何か」みたいな感じの科学方面の本が多かったな。
それから、朝日新聞社から、『朝日少年少女理科年鑑』っていう、その年の科学の話題を解説した本が毎年出ていて、小学校高学年のときに読んでました。
それから、誠文堂新光社の『子供の科学』ね。
自分でも毎月買ってたけど、学校に二年分くらいのバックナンバーがあったから、そっちも目を通してたな。
藤原宰太郎の推理クイズものもよく読んだ。
Wikipediaにも書いてあるけど
内容は、いわゆる殺人のトリック、密室なのにどうやって殺せたか、というような推理小説の命というべき部分のみを、古今東西の推理小説から流用しクイズとして出す、今考えると著作権はどうだったのかと疑問の湧くものだった。
それから、多湖輝の『頭の体操』シリーズもよく読んだ。
最初に買ったのが、テレビのプログラム形式になってる第4集だったんだけど、出てくる名前が「大村昆」とか「藤田まこと」とか「渥美清」とか、私が読んだころでもハゲシク時代がずれてましたね。
7,8集あたりなると、さすがにネタ切れ感を感じて、10集以降は本屋で手に取る気すら起きなかったですね。
他にも色々あるような気がするけど、今日はこんなところで。
こうして見ると、小学4年くらいで、その後の興味の方向が決まっちゃってますね。
というわけで、dankogaiよ、今後はあまりふざけたことは書かないように。
まあ、言っても無駄だろうけど。
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